ニキビの原因というと「アクネ菌の増殖」「毛穴のトラブル」がメディアやSNSでもよく聞くのではないでしょうか?
でも、それは本当にニキビの本当の原因なのでしょうか?
あなたの肌にニキビが増えているとき、からだの中ではどんなことが起きているのでしょうか?
あなたのニキビを根本から治るために必要な、本当の原因をみていきましょう。
全身の炎症

ニキビができる時、
ホルモンや皮脂のバランスが崩れ、皮脂腺が活発になり皮脂が過剰分泌されたしまったり、
ターンオーバーが乱れ、毛穴の出口に角栓が形成されてしまったり、
皮膚の常在菌のバランスが乱れ、アクネ菌が悪さをするようになってしまったり、
このような様々が要因が積み重なり、ニキビを増やしていきます。
ですが、この様々な要因も本来、あなたのからだが炎症体質に傾いてしまったことで引き起こしているのです。
【食生活の乱れ】
毎日の食事で、糖質、脂質が過剰になってしまったり、コンビニが総菜などがメインになって添加物の摂取が多くなり血糖値が乱れると、からだは「AGEs(終末糖化産物)」を作り出し、からだに炎症を引き起こす炎症性サイトカインを作り出します。
【腸内環境の悪化】
さらに、腸内に口腔が唾液などと一緒に流れ込んだ細菌が入り込んだり、腸内環境のバランスが崩れ悪玉菌が増えると腸のバリア機能が弱くなり「LPS(リポ多糖)」という炎症物質が血液中に流れ込みます。これが、全身の血管を巡り、皮膚での炎症を引き起こします。
【ストレス】
ニキビの悪化や生活でからだがストレスを感じると、副腎からコルチゾールが分泌されます。この分泌が長引くことでからだの炎症を促す要因になります。

つまり、食生活、生活環境の乱れによって体内で増えたIL-6、TNF-αなどの炎症性サイトカインが腸内などから全身の血流にのって皮膚に届き、毛穴の炎症をさらに悪化させ、赤ニキビ・膿ニキビへと進行させてしまうのです。
活性酸素とクレーター
さらに、炎症が強くなると増えてくるのが「活性酸素」からだをサビつかせる物質です。活性酸素はからだの防御反応によって出る物質ですが、増えすぎてしまうと逆に細胞を攻撃してしまうのです。
活性酸素が細胞を包む細胞膜を壊すと、毛穴の壁が傷つき炎症を広げるだけでなく、DNAを傷つけてしまうと、細胞の修復が遅れ炎症が長引く原因となります。
また、活性酸素によって真皮のコラーゲンが壊されると、陥没してしまいクレーターを作ったり、ダメージが長引くことで肌の守る力が働き、メラニンを作り出し色素新着となってしまうのです。
これによって活性酸素は、ニキビを「長引かせる」「悪化させる」「跡に残す」という三重苦の原因になるのです。

ニキビ治療には、もちろんスキンケアでケアすべき部分もありますが、このようなニキビとからだの炎症のメカニズムがわかるとスキンケアだけではニキビが根本から治らないことがわかります。
ニキビの治療にはからだの炎症を抑えることが必須です。
肌にできるものだからと肌のケアだけに目を向けずに、正しい知識とともにからだのケアにも目を向けてみてください。